私達が病院に出向くとなったとき、身体にはなんらかの異常が出ていることがほとんどです。訪れた病院では私達は患者となり、医師や看護師からあらゆる医療サービスを受けます。そのサービスを質の高いものにするために欠かせないのがカルテです。カルテに記載されている情報に誤りがあったり、整理されてないという場合、医師は診断をするのに時間を要します。そんな重要な役割を持つカルテを管理するのが診療情報管理士です。では、具体的に彼らの仕事とはどのようなものなのでしょうか。

診療情報管理士の仕事は、大まかに言うと、カルテの管理と運用です。その中にまずICDコーティングという仕事があります。診療情報管理士が行うICDコーティングとは、医師が患者を診断した際に生まれ、カルテに記載された病名を、世界共通のルールに基づいてコード化することを指します。次にDPCという業務があります。DPCとは包括医療費支払い制度の略で、これは、入院した患者が医療費を支払う際の制度に適応される評価の方法を指します。これらは一連の治療行為の内容から1000以上に分類され、これをもって患者の入院費用が決められます。

診療情報管理士は医師や看護師とは異なり、患者と直接触れ合う機会が少ないです。1日中データの整理を行う日も少なくないです。しかし、この役割がきちんと果たされているからこそ、その病院の医療の安全性が保障されるのです。これらは膨大な診療情報を管理しうるスキルがあるからこそ、できる仕事であり現場をダイレクトに支えています。