聞いたことある?診療情報管理士とは

診療情報管理士と聞いて、彼らの具体的な業務内容を答えられる人は多くありません。漠然と病院に務めている人、ということはわかりますが医師や看護師に比べると印象は薄いです。そんな診療情報管理士はどんな仕事なのでしょうか。

診療情報管理士は病院で診療を受けた患者の診察結果や、健康に関わる個人的な情報を収集し分析する専門職です。毎日の診察のたびに増加するカルテを整理したり、内容の取捨選択を行いデータ化するなど、病院の中での縁の下の力持ちのような存在です。医師が患者を診察する上でカルテは欠かせないもの。なぜなら、カルテには患者が過去にどのような診断を受け、治療、投薬が行われたのかが記録されているからです。医師は現在行った診察と、カルテの記録を照らし合わせて様々な判断を行います。そんなカルテを管理するのは医師ではなく、実は診療情報管理士です。また、日々行われる入院や退院の中で、患者の病状や経過を記載した書類の記入漏れがないか確かめるなどの役割も担っています。

診療情報管理士になるためには、特定の認定試験を合格することが確実な方法です。ですがこの認定試験で得られる資格は必須ではありません。しかし、求人サイトなどでは、実務経験が求められることがほとんどで、経験が無い場合には有資格者が優遇されます。また、診療情報管理士は規模の大きい大学病院や総合病院での勤務がほとんどです。それだけに、日々扱う情報の数は多く診療情報管理士の仕事はやりがいあるといえます。